パプアニューギニア事業:エンガ地滑りサイト訪問

1か月ほど前にパプア事務所駐在員がエンガ州の地滑りサイトへ訪問した際の記事です。ぜひご覧ください。

2024.7.2
地滑りがあった現場近くで活動を続けるVHV(村落保健ボランティア)に生活物資を届けました。
災害当日(5/24)の朝から1か月以上救援・支援活動を行ってきた約20名のVHVに、現地で生活するための物品を支給しました。

VHVは、HANDSが2014年より行ってきた保健に関する研修を受けた一般の人々です。今回の災害を受け、彼らは自主的に災害現場に集い、泊まり込みで支援活動を続けていました。彼ら自身も災害の被害を少なからず被っているにも関わらず、無報酬で働く彼らの姿には本当に頭が下がる思いでした。彼らの活動へ感謝の気持ちを込め、生活に少しでも足しになれば、と思い今回の生活必需品支給を決めた次第です。
我々の考えを理解してくれた上でVHVは快く物資を受け取ってくれました。
復興にはまだまだ時間がかかりますが、HANDS PNGは現地のニーズに即した支援を末永く続けていきたいと考えております。