藤井千江美PMがシエラレオネを訪問しました。現地での活動の報告です。
大変ご無沙汰しています。3年ぶりに9月17日~10月1日にシエラレオネに行くことができました。ブルキナファソから外部講師も来てもらい、母親支援グループの女性たちに、モリンガ粉末の製造・貯蔵研修やモリンガ料理講習会を行ってもらいました。
10か所の小学校のうち唯一1か所のモリンガ・スクールガーデンには、たくさんのモリンガの木が育っていました。他小学校からは、①柵を乗り越えてたくさんの家畜が荒らす。②肥料がないから育たない。③雨量が多すぎてモリンガが育たない。と3つの課題を言われましたが、この学校だけが一言も文句や不平不満を言わず。最終日の会議で、「2022年9月ベストスクール!」と紹介し、担当の先生から他小学校の方たちに、どのように運営管理を行っているのかを説明してもらいました。その中で、「教えてもらったことを忠実に!努力と我慢とチームワークが大切!」という言葉が印象的でした!同じ環境・条件で実施している他小学校関係者にも良い刺激になったと思います。私にも、希望の光となりました。
またモリンガ・スクールガーデンを行い収穫したモリンガ葉と野菜を学校給食に提供している小学校としていない小学校、計5か所の小学校の1年生から4年生の児童約1,000人の身長と体重も、先生方の協力のもと行いました。これから3年間、栄養改善の状態をモニタリングしていきます。初めて身長と体重を測定する先生と児童の緊張感が伝わってきましたが、少しずつ彼らだけで行ってもらえるようにしていきます。
次回は、来年3月に訪問予定です。たくさんのモリンガの木が育ち学校給食に提供されていることを願って…。